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令和4年産 宮下米(いのちの壱)玄米

販売価格
2,000円

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当店は免税事業者のため消費税に関する表示はございません。表示されている金額が総額です。

商品詳細

 美ヶ原高原の麓できれいな水と共に育った『長野県産 いのちの壱』を農家直送でお届けします。

 当園ではすべての作物を「農薬」「化学肥料」「除草剤」などを使わずに育てています。耕作放棄地を開墾するところから始まり、いつの間にか12年たちました。技術的にはだいぶ向上しましたが、天気と草対策は永遠の課題です。自然に翻弄されながら試行錯誤の日々を送っています。

 こちらの商品は令和4年産(2022年産)の「いのちの壱」です。

 一般的には収穫から1年後のお米を古米、2年後を古古米と呼びます。当園では刈り取り、乾燥を終えた後は籾の状態で保管していますので「古米」とも「熟成米」とも言えるかもしれません。

 お米には3段階の姿があります。お米の種として硬い籾殻に包まれた状態である「籾」、籾殻を外した「玄米」、玄米の表面を削り取った「白米」です。玄米と白米は時間とともに酸化が進み美味しさが失われていきますが、籾での変化は緩やかです。炊き立ての香りこそ新米にはかないませんが、古米臭もなく甘みもあって美味しくいただけます。

 新米と古米の大きな違いは「香り」と「水分量」です。新米はいい香りがしてみずみずしい。古米は香り控えめで一粒一粒が固まらずに炊ける。水分量は控えめでほぐれやすさを求めるような場合には、古米の方が好まれることもあるようです。例えば、チャーハン、カレー、寿司など。さらには、オムライス、パエリア、ピラフなども適度に硬くスープをよく吸って美味しくなりそうです。

 新米だけでなく古米(熟成米)の魅力も知っていただけると嬉しいです。皆さまからのご注文を心からお待ちしております。

いのちの壱とは?

 岐阜県下呂市の今井隆さんが発見して大事に育ててきた日本を代表する高級品種です。聞きなれない名前かもしれませんが、コンクールで何度も日本一を取るなど美味しさには定評があります。岐阜県内ではこのお米で山間地を元気にしようと多くの方が努力されています。

いのちの壱を選んだ理由

 一番の理由は「山間地の救世主となるお米だと感じたから」です。山間地ではきれいな水が豊富にあることは最大のメリットです。「水が冷たすぎる」「気温が低い」などデメリットもありますが「いのちの壱」なら問題ありません。コシヒカリだとあっさりとしたお米になりますが、いのちの壱だとモチモチとした美味しいお米になるので驚きです。

 また、昔はデメリットだった環境も温暖化の影響で変わってしまいました。涼しかった夏は十分すぎるほどに暑くなり、昼夜の寒暖差が大きくなりました。寒暖差が大きいと美味しいお米になるようです。そして太陽の日をたっぷり浴びて熱くなった田を冷やすには冷たい水が大活躍しています。

まだまだ課題はありますが、ここまできれいなお米を収穫できるようになりました。

苗についた朝露がキラキラと輝いて見えます。この時が一番きれいかも

きれいにそろって育ちました、田植えまであと少しです。

きれいに植わるとその後の除草や刈り取りも楽です。

新潟の企業とコラボした除草機が大活躍です。

ここまで育てばホッとします。

台風災害もなく無事に収穫を終えることができました。
ご協力いただきましたみなさまに感謝いたします。

■ 斑点米について
 米粒の一部が黒く変色したものを斑点米と呼びます。これはカメムシ類による食害が原因です。対策として草刈りの時期を調整することで被害を軽減することはできますが、完全に防ぐことは困難です。

 斑点米は見た目がよくないだけで召し上がっていただいても健康上の問題はございません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

■ お米の保管について
 夏なら1か月、冬でも2か月程度で食べきれる量を購入するのがおすすめです。米袋から密閉できる容器に移して直射日光・高温多湿を避けて保管してください。

 新しいお米を移すときには容器を空にして掃除をしてから移してください。お米が残ったまま継ぎ足しをくり返しますと虫発生の要因になりますのでご注意ください。